我々の夢
~ 地域の薬局が共に支える健康、幸せ、わが街湖北 ~

 地域住民を対象とした健康フェアでの事、体験学習の一環として参加してもらった実務実習生のMさんからこんな質問を受けました。
「なぜ薬局を開業したのですか?」
 実習生からこんな質問を受けたのははじめてです。
 Mさんは、実習が正に生きた学習であり、志を立てる絶好の機会ととらえたのでしょう。私自身の時とは、大違いです。

私の場合は・・・。

 薬局で育ちながら、学生時代、薬局、薬剤師の将来が見つけられないでメーカーに就職。そこで、薬局の将来を語る、実践する同期入社のH君に出会いました。
 そのおかげで、「創薬の思いを胸に秘め、末端のお客様、患者様の健康づくりのお役に立つ」という夢、目標が持て、1993年に長浜の地で初の調剤薬局として創業させていただきました。

 以来医薬分業と、ドラッグストアという新たな業態の進展とともに、薬局業界は当時のパパママストアと呼ばれた小売りを中心とした業態からすっかりと様変わりをしました。しかし、薬局・薬剤師の、くすりを通した人々の健康、幸せづくりに貢献するという使命が変わったわけではありません。
 この使命実現のためには、地域で取り組む、地域の各薬局が、薬剤師が各々の個性、特徴を生かしつつ力と知恵を出し合っていく事が大変重要だと考え、さらにその実現が、その後の夢へと広がりました。
 例えばこの湖北エリアでは、24時間まではまだ無理ですが、365日どこかの薬局が最長で夜10時まで開いています。又、かかりつけ医のような、命を預けられる顔なじみで気楽に対応できるベテラン薬剤師を見つける事も可能です。

 その中で我社としては、受付スタッフの気持ちのこもったおもてなしに始まり、薬剤師、栄養士、登録販売者の専門性を最大限に生かし、顔なじみで寄り添える薬局、を目指しています。
 具体的には、待ち時間の間にお客様との会話から得た情報を調剤、服薬指導に役立てたり、

① 県下医療情報ネットワーク びわ湖あさがおネットワークを活用した服薬指導
② 無菌調剤の実施
③ 近年利用が増加しているストーマ装具相談、販売 の取り組みを特徴としています。

 地域の薬局、薬剤師が、各々の個性、特徴を生かし、切磋琢磨し合いながら共に支え合うそんな地域であればと夢を描いて、我々は日々取り組んでいます

代表取締役 桑 山 修 一

就職を検討されている方に!

規模は小さいけれども、条件も良くないかもしれないけれども、先ずは身近な人々の健康、幸せのために、自分の持てる能力を最大限に生かせる職場を目指しています。興味を持っていただけたなら、いつでもお越し下さい。そして見て聞いて、体感して下さい。